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実は私…

  • 執筆者の写真: Kaori Kobayashi
    Kaori Kobayashi
  • 4月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:5月14日



元看護師です。
今は動画制作を仕事にしていますが、以前はまったく真逆の世界にいました。

なぜ私がこの道を選んだのか。
そのきっかけは――「こども」でした。

私は3人の子どもを育てています。
看護師として働いていた頃は、毎日が時間との戦い。
朝早く家を出て、夕方17時に仕事を終えると、急いで帰宅し家事と育児。
バタバタと1日が過ぎ、朝は子どもを起こすのに必死で、
「早くして!仕事に遅れる!」と怒鳴る毎日。

夕方、子どもが話しかけてきても、
「ちょっと待ってね」と家事に集中して、ちゃんと向き合えたのは休日くらい。

そんなある日、仕事中に学校から電話がかかってきました。
「お子さんが熱を出しました」

職場を早退しないといけなくて、院長や上司、スタッフに頭を下げて職場を後にしました。
子どもを迎えに行って病院へ連れていき、帰宅後、布団に一緒に入りこう言いました。

「寝ときなさいね」

そのとき、子どもはこう言ったんです。

「熱出してごめんね。迷惑かけてごめんね」

一番つらいはずの子どもが、私のことを気遣っていたんです。
私は、子どもに苦労をさせないように、貧乏だと思われないようにと、必死に働いていました。
でも子どもは、そんなことを望んでいませんでした。

ただ「ママと一緒にいたい」――それだけだったんです。
その言葉に、私はハッと気づかされました。

このままの生活で、本当にいいの?
このまま我慢し続けて、子どもの「今」を見逃していいの?

眠れないほど悩んで、たくさん調べて、辿り着いたのが「動画制作」でした。
これからの時代、動画のニーズはきっと増えてくる――そう確信し、
働きながら東京のオンラインスクールで学び始めました。

その後、3人目を出産し、看護師の仕事はパートに。
動画での収入は最初はゼロ。お金もギリギリでした。

それでも――

子どもたちはどんどん明るくなり、
「学校での態度が良くなりました」と先生から言われるようになりました。

お金はなかったけど、家族との時間が増え、毎日がとても幸せでした。

今では、動画制作で起業し、仕事と育児を両立できています。

私のような経験をしているママさんは、きっとたくさんいると思います。
でも忘れないでほしい。

子どもは、ママが大好きなんです。

今日という日は、もう二度と戻ってきません。
明日しかやってこない。
今、生きていること自体が奇跡。
平和な日常だって、当たり前じゃない。

だから――
自分の人生は、自分で選んでいいんです。

私は、自分で人生を変えました。
そして今、見たことのない世界を歩いています。
これからも、新しい世界を見つづけながら、仕事と向き合っていきます。

By Kaori Kobayashi
ニコスタジオ(NICO STUDIO)

~ 佐賀・唐津の動画制作は、ニコスタジオの小林香織が心を込めてお届けします ~






 
 
 

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© 2022 by Kaori Kobayashi (Nico Studio)

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