🎥【唐津のある高等学校 入学式 撮影レポート】――映像に込めたのは、ただの記録ではなく、人生の始まりの物語。
- Kaori Kobayashi
- 4月11日
- 読了時間: 2分
更新日:5月2日
春の陽ざしがやさしく差し込む朝。澄み渡る空の下、唐津商業高等学校の正門には、新しい制服に身を包んだ生徒たちが続々と集まってきました。

その表情は緊張と期待、そして新しい環境へ飛び込む勇気に満ちていました。
制服のリボンを何度も整える子。
友達と笑顔で写真を撮る子。
少し不安げに辺りを見渡す子。
そのどれもが、この日を迎えるために重ねてきた時間と、その子だけの物語を映し出していました。
保護者の皆さまの姿にも、深い感動がありました。

これまでの日々を振り返りながら、成長した我が子の姿を見つめる眼差しには、言葉にできないほどの愛情と誇りが溢れていました。
あるお母さまは、お子さまの背中にそっと手を添えながら「もう高校生なんだね」と静かに微笑み、またあるお父さまは、普段は口数の少ない様子ながら、シャッターを切る手が少し震えているように見えました。
こうした一つ一つの瞬間を、私たちは「映像」というカタチで記録しています。けれど、ただの記録では終わらせたくない。
その場に流れる空気、そのときの光、その人の感情までも、映像に込めて未来へ残したい。そう強く思わせてくれる一日でした。
撮影中、私自身もどこか心が温まり、自然と笑顔になっているのを感じました。レンズ越しに見つめる世界は、いつもより鮮やかで、そして美しかった。
それはきっと、この場所に集まったすべての人が、「新しいはじまり」を心から祝福していたからだと思います。
この大切な節目に、撮影者として関われたことに、心から感謝いたします。
これからこの映像を通じて、今日という一日が何年後も、何十年後も、あたたかい記憶として残り続けていくことを願って――。
By Kaori Kobayashi
ニコスタジオ(NICO STUDIO)
~ 佐賀・唐津の動画制作は、ニコスタジオの小林香織が心を込めてお届けします ~




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