ある老舗の物語を撮影して感じたこと
- Kaori Kobayashi
- 8月5日
- 読了時間: 1分
先日、とあるプロジェクトで唐津の老舗「玄洋」さんを撮影させていただきました。
カメラを回すなかで何度も胸を打たれたのは、5代目当主の言葉と、その姿勢です。
“感謝されて怒る人はいない”
“人が財産である”
当たり前のようでいて、日々の中で見失いがちな「本質」が、この場所にはありました。
厨房での真剣な眼差し。
静かに榊を手向けるその所作。
どの瞬間も、シャッターを切る手が自然と止まらなくなるほど、心を動かされました。
今回の映像は、ひとつの「紹介動画」ではありますが、それ以上に、ひとつの「物語」であり、「問いかけ」でもあります。
動画制作者として、その感動をかたちにするのが、私の役目だと思っています。
その想いを、この映像に込めて。
どうか、心のどこかに残る1本になりますように。
小林香織/ニコスタジオ





コメント